ピアスホールを拡張する時の注意点
ピアスでもっとおしゃれを楽しみたい、という方の中には、ピアスホールの拡張を考える方がいらっしゃいます。ピアスホールを拡張することによって、太いピアスもつけることができるようになります。
ピアスホールの拡張を行う際には、次のことに気をつけましょう。
ピアスホールが完成しているかの確認
はじめに開けたピアスホールの傷口が、完成しているか確認します。ホールが完成していないのにホール拡張を行うと傷口が開き、トラブルの元になってしまいます。
ホールが完成したか確認をするポイントは、ホールの内側と周囲の皮膚の色が同じか、ホールの口がすり鉢状になっているか、ピアスとホールの間にゆとりがあるか、ということをチェックします。これらの条件を満たしていればホールは完成しています。
拡張は少しずつ
最終的に大きくホール拡張を行おうと思っていたとしても、一気にホールのサイズを広げてはいけません。拡張はホールに大きな負担をかけるので、2サイズずつ拡張していくようにしましょう。一度拡張をすると少し腫れや熱を持つことがあります。2、3週間あけてホールが落ち着いてきたら次のサイズへ拡張をしましょう。
拡張器を使う
拡張したい太さのボディピアスや重たいピアスをつけることで拡張を試みる方もいますが、無理やりホールにピアスを通すやり方は、ホールを傷つける可能性があります。また、重たいピアスは耳たぶが下り、ホールの形が歪んでしまう場合もあります。
きれいなピアスホールにしたいのであれば、きちんと専用の拡張器を使用しましょう。拡張器は先端が細く、奥に行くとだんだんと太くなるタイプなので無理なく拡張を行うことができます。
拡張を行う際には、ホール部分と器具の消毒をきちんとし、軟膏で滑りを良くしてから行いましょう。無理やり押し込むとホールが傷つくので、ゆっくりと無理のない力を意識します。
拡張には数ヶ月かかりますが、かわいいボディピアスも耳につけることができるようになります。焦らずゆっくりと行いましょう。